ある日、スマホに一通のSMSが届きました。差出人は「広州市人民防空事務所」。

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「防空演習と警報試験を行うので、防空警報が鳴るけどびっくりしないでね」とのこと。

そして当日、うぉーーーーんと低音の防空警報が鳴り響きました。太平洋戦争のドラマや映画できくあの音です。私は、実際にきくのは初めてでした。この音を恐れながら聞いている、戦時下の人達が今もこの世界にいるんだ、と考えると複雑です。

一方、広州の街の中は、無反応。何もなかったように(試験だと周知したからか?)日常が続きました。どうせなら、建物内に入るとか、何かセットで実施すればいいのに、と思うのは私が防災士だからでしょうか・・・?。

上海などでは防空警報試験は行われていましたが、広州は今年からです。貿易戦争中の仮想敵国との関係、香港の緊張状態、建国70周年などの影響でしょうか。(ちなみに、香港の件は中国国内では一切報道されません)対外的に、「本気度」を示すのが主な狙いなのかもしれません。

10月1日~7日の独立記念日休暇を挟んで、ネット監視が強化されたり、やけにヘリコプターが低く飛んだりと、少し緊張感が高まりました。

もうひとつ思ったことは、政府からの通知や気象情報がSMSで来ること。もちろん、プライバシーの問題や、広告宣伝も入るので面倒ではありますが、SMSってガラケーでも絶対見ますよね。もしかしたら、最強のプッシュ通知かもしれません。避難勧告などで、防災方面で活かせないかなと少し考えた次第です。