九州での記録的豪雨が予測され、強い口調で自衛・避難が呼びかけられています。

残念ながら、人は「自分は大丈夫」と思い込む「正常性バイアス」にとらわれる生き物です。そう思わねば生きていけない時もあります。しかし、今回は行動しなければならない段階に差し掛かっています。

避難前

雨が終われば、国・行政や他の地域からの支援が得られます。命だけを持って逃げてください。食料・水は入手できます。スマホ充電も、並べばできます。欲をいえば、持病薬くらいで十分。

膝の高さまで水が達すると、もう歩けません。流されます。外への避難はやめて、階上への垂直避難に変更してください。

1人で避難するのはなるべく避けてください。やむを得ない場合は、親族や友人に連絡して、自分の足跡を辿れるようにしてください。子連れ、高齢者の移動は、昼間のうちに。

免許証などの写真付き身分証明書、保険証だけは持ち出しましょう。政府からの通達があれば、銀行10万、ゆうちょ銀行20万円の現金を引き出せます。病院受診もできます。入っている保険名(勤務先)、組合名を家族全員が知っていますか?保険名・組合名を告げるだけで、災害時は受診できます。政府通達は、災害後1~2日で出されます。

免許証・保険証がすぐみつからなければ逃げてください。紛失しても災害後に再交付申請ができます。免許証は最短4日目に再交付された事例も。

・スマホ、身分証、現金などは防水のためにジップロックへ入れリュックへ。

・どうしても、重要な書類は、時間が許せば、スマホで写真を撮ってください。持ち出そうと躍起になるより、心が楽になります。でも、避難優先です。

帰宅後

・被害があれば、片づける前に写真を撮りましょう。バイクや車なども。保険、市区町村からの災害見舞金のためです。

・市区町村窓口や避難先で、罹災証明書を入手(申請)しましょう。必要かどうかわからなくても、とにかくもらっておいてください。豪雨の場合は、数週間で締め切られます。

・残念ながら、災害につけ込む空き巣被害はあります。気力が残っていないかもしれませんが、本人確認ができる書類(免許証、保険証、パスポート、マイナンバーカード等)やクレジットカード・通帳類の遺失届は早急に、最寄りの警察署に出しましょう。なりすまし(現金引き出し、契約、借金など)などもききますが、届け出た時以降は悪用を防げます(犯罪と認定されます)。

上記の内容を、7-8月数回に分けて配信予定でしたが、今回、とりいそぎ要点だけをまとめました。facebookをフォローしていただければお届けできます。
 
この行動リストが多くの人に届きますように。
 
「赤ちゃんとママの防災講座」代表
上沢聡子(防災士)

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