和歌山県白浜に行く途中、特急くろしおに乗りました。この列車は海岸線を走る箇所があり、太平洋を望めます。国内はもとより、海外からの観光客を楽しませています。

ふとみると、各座席に津波への対応が書かれたボードが配置されています。日・英・中・韓の4か国語という力のいれよう。

ご存じかもしれませんが、和歌山県は南海トラフでの被害が甚大だといわれています。県は、死者9万人(2014年試算)と想定。死者の95%が津波によるものとしています。さらに、非難困難地域も多数存在。

『南海トラフの最大地震は、マグニチュード(M)9・1と想定。避難困難地域は「発生5分後に徒歩で避難を開始しても、避難所などに到達する前に高さ1センチの津波に襲われる」場所で、実際には数秒で30センチに達し歩けなくなるという。

紀伊半島南岸の12市町61地区が避難困難地域となり、現在、約2万2700人が居住。地域内の居住者が最も多い那智勝浦町では最短で4分後に津波が押し寄せ、浸水の深さは最大10メートルになり、8047人が避難できないという。』

県は、住民の集団移転などもうながしているようですが、なかなか進まないとのこと。人は、安全性バイアス(自分は大丈夫、悪いことは起きないだろう)という思い込みが強く、防災においても同様です。それに、先祖代々住み慣れた土地を離れる、しかもまだ災害が起きていないのに、というのは、ハードルが高いですね・・・。

引用元:産経WEST

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