1月25日、中国・広州市内にて日本人親子0-3歳向けに講座を開催しました。空気の悪い日が続きましたが、13組が参加。昨年10月の引っ越しからこんなに早く実現できるとは思いませんでした。子育て支援グループ「青い鳥」の藤本様、ご協力に感謝いたします。

さて、日本では首都圏の参加者がほとんどでしたが、こちらは日本各地から駐在に来られています。広州は車関連が多く、愛知、栃木、関西、関東、そして九州・・・。マンションか一戸建てか、火災か水害か、など、暮らし方により備えは変わります。事後アンケートでもリクエストがあったように、次回、もう少し地域別にきめ細かく対応できたらな~と思案中です。

2016年4月の熊本地震を子連れで体験された方が参加されていました。「余震が怖くて車中泊にしたが、災害関連死も多く、本当はどうすれば良かったのか」という質問を受けました。年齢や持病にもよりますが、これは難しい判断です。大型の車内でフラットな状態で眠れるかどうか、水分をとりトイレに行きやすい環境が確保されているか、なども考慮しなくてはいけません。付き添う人がいれば、高齢者は床上で寝られる家屋や避難所のほうがよい、という意見もあります。

今回の熊本の場合は、「前震→本震」という順序だったので、より大きい本震がくるのでは?という恐怖心が大きく、そのため車中泊が増えた、ともおっしゃっていました。恐怖の中での判断、しかも小さいお子さん連れ。家族で意見が一致するとも限りませんし、私もうまく答えられませんでした。東北に比べて、熊本で車中泊が増えたのは、台風が多い地域のため、屋根が頑丈で重く、倒壊の危険が高かったため、とも言われています。地域性、状況を細かく分析せねばと思った次第です。

熊本地震の災害関連死は約200人。地震による直接死50名の4倍にも上ります。関連死の約3割は車中泊でした。エコノミー症候群を防ぐマッサージだけでは、到底防げません。熊本地震を教訓に、車中泊ありきのガイドラインや避難場所を検討している自治体も出てきました。車のある暮らしでは、大きな選択肢になりますので注目していきたいです。